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さよなら、クロ

さよなら、クロ」って日本映画を紹介します。なお、自分は動物映画は大嫌い、ほとんど縁がありませんでした。しかし、この映画には100点をあげてしまいます。なんでって?それは自分の故郷を舞台にした映画だから…それだけで満足です。そこから感じるものは郷愁であり、思い出なのかもしれませんね。


実際、苦手な動物映画とはちょっと雰囲気が違うみたいです。この犬だけを見て”カワイイ”って感じにはなりそうもないですから。それでも、ある日学校にフラリとやってきた黒犬がそこに住み着き、その当時の在校生との結びつきを深めていく姿にはホロリとします。


ところで…主演には…まったく感情移入できません…ダメダメです。この映画に恋愛って要素が必要なのかどうかってところですね。ちょっと欲張りすぎたんでしょうか。それにひきかえ、教頭先生、用務員、軽音部の部員等はいい味出てますよ。すごく自然な立ち振る舞いで微笑ましいです。なんだかんだいいながらすごく気に入りました。


さて、この作品は、自分の故郷、長野県松本市の高校を舞台にした物語です。1961年から12年間、学校に住み着いた犬と生徒たちの話です。どこまでかはわかりませんが、おおむね実話のようです。


そして、この映画の中には懐かしい風景がありました。雪の帽子をかぶった山々に囲まれた松本盆地から、安曇野にかけての風景が…思わずそれだけで涙腺が緩んでしまうのは年のせいなのかもしれません。この高校自体はけっこう街中にあるので、校舎の映像以外はどこか郊外、安曇野のほう?や山辺のほう?を組み合わせて使っているみたいです。どれも懐かしい風景です。


見た人がびっくりするくらい古風な校舎の様子が描かれていますが、これらはすべて本物です。講堂も、廊下も、教室も、部室も…現在は、部室の棟が壊されてしまったという風の便りも耳にしましたが、この時はまだあったようです。油で磨く、でこぼこな床は、転んだりしたら服が黒くべとべとになってしまうんです。廊下で殴り合いをして転がり回ったら大変です。自分にもありました、廊下で同級生と殴られ、応戦してコテンパンに負ける…って活発な時代が。


講堂は松本を離れてから改築工事がされたのだと思いますが、きれいになっていました。講堂と、何度も出てくる南側の棟は文化財に指定されていたと思います。この場所で、自分が生きた時間は自分しか知らないけど、何年たっても空間は昔のままでした。全編とおして懐かしさでいっぱいです。


高校時代って振り返ってもいい思い出なんかないんです、落ちこぼれてましたから。友達もおらず、授業にはついていけず、学校が終わったらまっすぐ家に帰るだけの毎日…映画と違って松本の高校には制服の指定がなかったので、着る物がない貧乏人にはそれも辛かった。同窓会だって呼ばれたことも出たこともないんです…被害妄想かもしれませんが…


でもね、今、こうやって映画の中で見ると、懐かしいんです、泣けるんです。滑稽ですね…誰も自分を覚えていなくても、母校なんです。生きた軌跡なわけです…あの時、あの場所で15歳から18歳までの人生を過ごしたんです。人間、自分のことなんか嫌いだって言いながら、やっぱり自分のことはかわいいのかな。なんか妙な気分ですね。


さよなら、クロ~世界一幸せな犬の物語~スペシャル・エディション [DVD]
クリエーター情報なし
ハピネット

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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37歳独身の男おいどんです、現実逃避気味なBlogですがよろしくお願いします。アルジャーノン”から”にあえてしています。

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